香港に来て、カナダの学校に入学したとき6歳になる前だった娘も、早いもので9月23日で16歳になりました。ちょうど母が亡くなってお葬式が終わったばかりの慌しい中、おいしいケーキを買ってきてもらいささやかなバースデイパーティーを開きました。


この9月からは6th Formersと呼ばれる最終2学年の1年目になりました。
学年で言えば、12年生、GCSEが終わり、今年はASレベルです。
ASレベルについては他ページにまとめてありますのでそちらを参考にしてください。
→GCSE/AS、Aレベル/GNVQについて
今回、1年を通してまた娘の学校生活についてプライバシーを考えながら書いていくつもりですが、ESFでは近いうちにAS、Aレベルが廃止されて、その代わりにIB(インターナショナルバカロレア)が取り入れられる予定です。既にShatin Collegeでは試験校としてIBが導入されているようです。ですから、ここに書いていく意味も無いのかなと思ったりもしたのですが、今までも書き残してきたし、ここでやめては中途半端になるのでそのまま続けることにしました。

イギリスの多くの学校がそうであるように、WISも例外ではなく、6thFormersは彼らのみが入れる場所で授業を受けます。その中には教室、自習室があり、大学に進むまでの2年間、しっかり学べるような環境が整っています。

ASレベルでは 4教科を選択することができます。中には5教科を選ぶ生徒もいますが、実際はかなり大変なので、できるかどうかは先生と親が話し合って決められるそうです。

ASレベル 選択科目: 娘が取ったのは下の4教科です。最初、Mathを選んでいたのですが、GCSEの勉強を通して、MathよりもBiologyが向いていると感じたらしく、土壇場になってMathからBiologyに変えました。

今までは教科書はすべて学校から借りていたのですが、ASレベル、Aレベルは自費で買わなければなりません。学年末に教科書のリストが来て、香港の本屋の名前も書かれていましたが、在庫が無い場合もあるということだったので、Amazon.UKで注文しました。ISBNがついていたので検索は簡単だったのですが、いくつかAmazonで品切れしているものもあったりで、結局ISBNで検索してひっかかってきたアメリカの本屋にもオーダーしたりして、約2500ドルほどかかりました。学校が始まってからグラフィックの教科書も必要と言われ、こちらは他にも欲しいものがあったので日本のAmazonで注文しました。送料がかからなかったので少しは安かったです。日本のAmazonで本を買うと、洋書でもアメリカやUKに注文するより安いこともありお徳感があります。

教科とは別に30時間のボランティアもしなければなりません。毎年旅行やアクティビティーに参加していたホライズンウィークを利用してコミュニティーサービスをするのですが、申し込み期間に日本に帰っていたため間に合わず、結局、今年は私達のオフィスで働くことになりました。これとは別に学校内では、グラフィックの先生のお手伝いというのもやっているらしいです。

去年と同じように、娘から聞いたことを参考にして、どんな感じで学んでいるのかを簡単に書いていきたいと思います。

6th Formers専用スペースについて

ESFの学校すべてに同じものがあるのかどうかはわかりませんが、WISには12,13年生のみが入れるスペースがあります。
AS、Aレベルは選択科目なので日によって1時間、2時間と空き時間が発生します。その時にこの部屋にやってきて自習ができるようになっているそうです。自習だけではなく、同じ6thFormersが集まって雑談するようなそういうスペースとして一番使われているようで、今年からは映画を見られるスクリーンのようなものができたので、DVDを持ってくれば空いた時間に見られるそうです。この部屋からカフェテリアまでは一つ降りるだけなので、下から何か食べるものを買ってきてここで食べることもできるそうです。

毎年6thFormersは特権学年なので、カフェテリアでも専用のレーンがもうけられていましたが、生徒が増えてしまいこの専用レーンは今年から廃止されて、そのかわり、この2学年のみいつでもカフェテリアを利用できるようになったそうです。

WISはカフェテリアもテーブルの間隔が広くくつろいで食事できるようになっているし、それ以外のスペースにもゆとりがあるためゆっくりできるのですが、このような専用スペースが与えられるなんて恵まれていますね。イギリスでもこのように6thFormerのみが入れるスペースを設けている学校は多いようです。

2005年5月6日

教科が少なくなったのにも関わらず、娘が学校でどんなことをやっているのかがますますわかりにくくなってきました。そのせいでホームページもほとんど更新していません。

実は来週の金曜日で実質的な授業は終了で、その後自宅学習(Study Leave)に入ります。
5月、6月はExam Monthなので、学校のサイトにアップされる各自のExam ScheduleをチェックしながらExamのある日のみ学校へ行きます。

BIOLOGY

生物に関して全般的なことが書いてある教科書と、Mollicules and Cells(原子と細胞)という専門的な教科書を使っています。今のところ一番楽しい教科だそうです。

5月6日更新Biologyは既にExamが一つ終わっています。ちょっと点数が足りなくてBだったらしく、悔しいので一つの単元のみRetakeということで来年もするそうです。最近 グラフィックよりもBiologyとPsychologyに傾いているようで興味深いです。

PSYCHOLOGY

心理学はなぜ選んだかというと、将来、デザイン系の職につきたいそうで、何をデザインするにあたっても、USERの心理を考えて作っていくべきというコンセプトがあって選んだそうです。教科書を見た感じでは「心理学とは?」という感じで、心理学の基礎というか基本をやるようです。

5月6日更新 サイコロジーは、懇談会のときの話では、最初のころに日本に帰っていたりで履修しなかったことがいくつかあったらしく、テストも判定不可能のときもあったらしいのですが、最近はめきめきと力をつけてきたみたいで、先生も彼女の考え方が好きと言って応援してくださっているのでなんとか頑張って欲しいです。本人にはサイコロジーという教科は思っていたよりも合っていると感じているみたいで、授業も楽しいので、来年もこの教科をやってみたいと思っているらしいです。

ART

ARTは今のところ去年と同じ感じで、コースワークをもくもくとこなしていくようです。今はとにかく見た通りに絵を描く(デッサン+自分のオリジナルな感覚も加えて)ということをしているらしく、静物画をいかに自分らしく描くかということにこだわっているということです。彼女の場合、どうも他の生徒と表現方法というか、自分が絵にしたい感覚がかなり違っているようで、それが結果的に良いのかどうかがわからない曖昧な科目だと感じているようです。

5月6日更新 アートは実は何が何なのかさっぱりわかりません。懇談会では、アートのコースワークとして、何か英文をたくさんつけて、説得力あるものにしなければならないらしいのですが、英語で自分が表現したいことをうまく書けないでいる娘に、日本語と英語のどちらも書いてみて徹底的に言いたいことをまとめていこうというおもしろいアドバイスを下さいました。ちょうど今週がアートのExamで長い時間をかけて絵を描いたと言っていました。アートはきついので来年は落とすつもりでいるようです。

DESIGN GRAPHIC

デザイングラフィックでは、実際にマテリアルを使って何かを作るという作業をしているそうです。今回、母の葬儀で2週間ほど学校を離れていたうちに、クラスメイトはデザインを終えていたようで、追い付くのに大変なようです。

今 彼女が作ろうとしているのは、メタルアクセサリーで、木型を作ってモールドを作りそこにメタルを流し込んで作るそうです。

もう一つはアクリルに切り込みを入れてそれを組み合わせて何かを作るという作業で、こちらは自分のイメージしたものに仕上げるため、細かいデザインが必要ということです。

今の段階ではどういう事を学ぶのかが見えてきませんが、詳しく聞いて書き残していくうちに見えて来るのかな?

5月6日更新 一番最近の懇談会では、グラフィックの作業がうまくいっていなかった時期なので、先生方(二人おられる)がかなり心配しておられました。結局、コースワークの提出締切日(Due Date)までには完成させて提出することができました。本人はかなり頑張ったつもりでしたが、先生の評価がいまいちで、結局評価がフェアーかどうかを判定するために、他校にも送られて、その結果ではまあまあだったみたいです。これでExamも頑張ればなんとか思った成績がとれるかもしれませんが、自分が悩みながらやってきた作品の評価が、自分の評価よりも低かったことにショックを覚えたのか、来年はRetakeするかもしれないと言っています。いろいろと悩んでいるところがあるようです。今しっかり悩んでおくことは大切なので好きにさせています。

コミュニティーサービス (9月19日更新)

大学進学に向けて決められた時間数のボランティア活動をしなければなりません。
特にアメリカの大学に進学するためには、ボランティアだけではなく、校内の生徒会活動なども活発にしていかないとだめなようです。

娘は母が亡くなる前の夏休みに、実家近所の老人介護施設で3日間のボランティア活動をしました。これは地域で募集していたもので前もって父が申請しておいてくれました。
掃除やお年よりの話し相手など、簡単なことでしたが、朝9時から夕方5時までの仕事はかなり大変だったようです。
一応、時間は経っていましたが、ボランティアをしたという証明書もきちんと発行してくださいました。夏休みを利用したこんな形のボランティア活動はおすすめです。

今年は、ASレベルのイグザムが終わってから 今度は日本人学校で英語の教室をアシストするというボランティアをしました。
最初はWork Experienceのような形で望んでいましたが、ボランティア担当の先生が、それより地域サービスのような形を取った方がいいので、公的な場所での活動を強くすすめられたので、私が日本人学校に出入りしていたので、「英語の時間を手伝ったらどうだろうか?」と提案したところ、娘も乗り気で早速日本人学校にE−mailをしました。
慣れておられるのか、英語を担当しておられる先生からすぐに返事がきて、かなりスムーズに始めることができました。

ある1週間、朝からお昼までということで、毎日違う先生の教室に入りました。子供があまり好きでは無さそうだった娘ですが、英語を教えることだけではなく、先生とのやりとりや、休み時間のおしゃべり、そして何より、子供達の学んでいる様子が、これから本格的に学ぼうと決めている心理学につながるものもあったため、なかなか楽しんできたようす。

 

ASレベルも無事終了 (9月19日更新)
こちらはかなり勉強して、きちんとしていかないと良いグレードが取れないということを、身をもって学びました。
本人は楽しんでやっていたようだけれど、Examinerは模範解答、模範コースワークを求めているのと、イギリス国内でも日本のような塾というか、良いグレードを取るためのノウハウを教えているところがあるようで、個性的なものがなくなりつつあるようで、AやBは取り易いけれど特色がなくなっているようです。

WISの先生達もそのあたりを配慮して指導する必要があったようですが、結局は自由にやらせてくれていたので、個性的な仕上げになったものの、まったくふるった成績は取れませんでした。

残念ですが、これが現実というものかな?

A2レベル突入 (Year13 最終学年)

早いもので残すところあと1年で卒業となりました。
香港に来たばかりのことを思い起こすと、こんな長い間 ここで教育を受けることになろうとはまったく考えていませんでした。
↑にも書いたとおり、ASレベルでの結果はそれほど良いものではありませんでしたが、本人は結構頑張って、先生もそこまで頑張れるとは思っていなかったものなどもあったりして、結構ほめてもらったようです。これは本人にとってとても励みになったようで、結局A2レベルでもその教科を取ることになりました。

ASレベルで選択した教科は

Design Graphic

Psychology

Biology

この3科目です。少しでも最終点数を上げるためにPsychologyとBiologyのASレベルでやった内容をRetakeしながらA2レベルも頑張るという感じで今年は進んでいきます。

最終学年ということで大学受験にも真剣に取り組まなければならないため忙しくなりそうです。

既にいくつか志望校をあげて先生にアプリケーションフォームにつける書類を書いてもらわなければなりません。