Year 10になるとKeystage4のカリキュラムにそっての勉強が始ります。
Year 10と11の2年間はこのカリキュラムにそってみっちり勉強して、最後にGCSEというテストを受けます。GCSEについて書きとめておきます。

GCSEとは?

UK General Cetificate of Secondary Educationという、中等教育の終りに受ける実力テストのようなものでしょうか?評価はAからGまであって、特にA*というのは特別よくできたものにつけられます。イギリスの有名校の案内には、必ずA*〜Cまでの合格率が書かれてあって、いかに優れた学校かということをアピールするために使われています。そして5教科をC以上でパスすることで高等教育(6thFormers/Year12,13)へ進級できるのです。

ESFの学校はNational Curriculum of England and WalesというのをベースにしたGCSEコースで行われます。

詳しくはここをクリックしてください。サイトへとべます。

どのような教科が選択できるのか?

GCSEは英語、数学、生物、物理、化学の5教科が必修で、オプションとしてあと3〜5教科を選ぶことができます。

ウエストアイランドスクールでは下記のような選択コースになっています。

GROUP A

ENGLISH LANGUAGE/LITERATURE
MATEHEMATICS
SCIENCE(Biology,Chemical,Physics)

この3教科は必修科目でGCSEのグレードがとれます。

上記教科とは別にPE(体育)、Lifeskills(これは保健みたいなものです。自己分析科目ですね)、KeySkills(これは世の中に出たときに役に立つ一般的なことを習います。)

GROUP B


FOOD TECHNOLOGY  (料理、栄養学、食品製造プロセス)
GRAPHIC PRODUCTS (グラフィック)
RESISTANT MATERIALS(木、プラスティック製品などの電気を通さないマテリアル)
TEXTILE TECHNOLOGY (布製品)
SYSTEMS AND CONTROL ELECTRONICS (電気系統)

ART AND DESIGN (美術)
DRAMA (ドラマ)
MUSIC (音楽)
PE  (体育学)

IT (情報技術)
BUSINESS STUDIES (ビジネス)
IGCSE (NonNativeのためのGCSE(英語))

FRENCH (フランス語)
MANDARIN CHINESE (中国語)
SPANISH (スペイン語)

GEOGRAPHY (地理、地学)
HISTORY (歴史)
RELIGIOUS STUDIES (宗教)

これ以外にDirected Study, EAL, Learning Supportなどの補助的な時間を選択可

どのようなテストですか?

GCSEは日本の入学試験のように1日で行われて、その1回が勝負というものではありません。

例えば数学の場合は20%はCourse Workと呼ばれる、時間をかけて作り上げていくプロジェクトに対する評価で、残りの80%はExamination Paperの結果で点がつけられます。各教科によってコースワークとテストの比率は違います。

科目を選ぶときのポイントは?

ウエストアイランドスクールでは一応ガイドラインがあります。

One subject which provides experience of another culture.
(異文化を学習できる科目)

For Example: A language, Religious Studies, Geography, History

One subject which is creative.(クリエイティブな科目)

For Example: Art & Design, Music, Drama, Design & Technology

One subject which is technological.(テクノロジー系科目)

For Example: Design & Technology, Information and Computer Technology

 

上記の点を配慮して科目を選ぶのですが、やはり自分の得意科目、点の取りやすい科目を選ぶことが大切です。なぜならGCSEの結果は高等教育へ進級するためにも大切ですし、大学に入る際もGCSEでA*をいくつ取ったかというのは大きく影響するのです。例えばA*を5科目以上とっていれば大学を決めるときにとても有利になるそうです。しかしGCSEで選んだ科目がそのままAレベルの段階でも選択することが多いので、要するに将来を決めてしまうことにもなるので、その時の気分で決めないで、将来のことをしっかり考えたうえで決める必要があります。

日本人の感覚では、14,15才時にある程度将来を決めて教科を選択するシステムに少しとまどいを感じます。

 

YEAR11、GCSEコースが終わるとその翌年からUPPER SCHOOLへと進みます。これはイギリスではSixth Formと呼ばれる大学予科コースのようなものです。WISではUPPER SCHOOLの生徒のみが入れる特別な建物があり、そこで2年間学びます。

そしてこの2年間もGCSEと同じようにコースが設けられており、YEAR12の1年間で終了しなければならないのがASレベル、そしてYEAR13のコースをAレベルと呼ばれています。

AS LEVEL (Advanced Subsidiary Levels)

YEAR11のGCSEでA*−Cを5個以上取った生徒がASレベルへ進むことができます。必修科目はなくすべて選択制で5教科を選ぶことができますが、そのうち1教科はGeneral Studyなので実質的には4教科を選択することになります。各教科3UNITSで成り立っており、YEAR12の終わりにテストが行われます。

A LEVEL (Advanced Levels)

YEAR12で選んだ科目の中から一つおとして最終的に3科目になり、それを13年生の1年間履修します。ASレベルから続く3UNITSで成り立っています。そしてYEAR13の終わりにテストがあります。

 選択科目について

Two Year "Use of Mathematics" AS : ベーシックな数学、2年間履修しなければならないなど制限つき
Mathematics: 一般的な数学
Extension Mathematics: 高級数学 (時間配分、GCSEを高いポイントでパスしたか?ASレベルでMathを選択しているかなど、受けられる人が限られてくる。

Biology: 生物
Chemistry: 化学
Physics: 物理

English Language and Literature: さまざまな角度から英語を学べるコースEnglish Literature: 英文学 イギリスの代表的な作家の作品をもとに英文学を学ぶコース
French: フランス語
Spanish: スペイン語
Chinese: 中国語

Drama: ドラマ
Music: 音楽
Physical Education: 体育学
Design & Technology: Food Technology
                             Product Design (Resitant Material, Textiles, Graphics)
                             Systems&Control (Electronics, Mechanisms)
Art & Design : 美術

Religious Studies: 宗教、倫理
Sociology: 社会学
Psychology: 心理学

Information and Communication Technology: IT
Media Studies: メディア
History: 歴史
Geography: 地理、地学
Economics: 経済学
Business Studies: ビジネス

この中から4科目を選択してY12の終わりに1科目落として3科目になります。
5科目取りたい人はGCSEで28ポイント以上とることが求められます。
A*/8, A/7, B/6とポイントが決まっています。

各教科で、例えばMathをC以上でパスしないとScienceが選択できないなど制限のある科目もあります。

特にエコノミック、ビジネスなどは政治学なども交えての学習、グラフや統計などを確実に読み取って分析というふうに、英語と数学の力も必要となってくるため、GCSEで英語と数学の成績次第で仮に選択しても授業についていけず不利になる場合もあるそうです。

 A GNVQ コース (General National Vocational Qualification)

GCSEでA*-Cが4科目以下の場合はAS,Aレベルに進むことができません。そのかわりGNVQコースというのが用意されています。このコースに進んだ人は再度GCSE(英語、数学)にトライすることができて、その後でAS,Aレベルを取ることも可能です。

このコースは他校からの編入生でGCSEを正規で受けるには難しい年齢の生徒も受けることができます。その場合、学年を一つ落として一般教科はそちらで勉強して、IGCSE(英語)のみを受けることができます。その後Y11を飛ばしてY12に入りGNVQをとります。そこで初めてGCSE(英語、数学)を受験します。

選択できる科目は

Leisure & Recreation

Leisure & Tourism

その他について

Upper Schoolの2年間はAS,Aレベルの選択教科 + General Study(一般的なこと) + PE/Life Skills/Community Serviceがあります。

WISのコミュニティーワークは以下のとおりです。

* Local Primary Schools (Kennedy School/Bradbury School)
* Matilda Child Development Centre
* Friends of the Earth
* Paired reading with younger students in WIS
* Assistance in a range of sproting activities within WIS

Work Experience

WISの生徒は少なくとも1週間の就業経験が求められます。GNVQを取る人は1週間以上です。学校のカウンセラーからどのような場所で働くかを指示してもらえますが、自分で見つけてきてもかまわないようです。

* The Supreme Law Courts
* Department of Pharmacology at Hong Kong University
* The Hong Kong Rugby Union
* Catering at the Hyatt Hotel

カウンセラーが職場に様子を見に行きます。生徒は就業経験後レポートを提出しなければなりません。

大学カウンセリング: Upper Schoolになると大学進学についての指導が頻繁に行われます。国によって願書提出の時期が違うので、その点についても遅すぎないように指導してもらえます。もちろんどのように願書を作っていくのかなど細かい点もアドバイスが受けられます。Y12の間にどのような道に進みたいかを決めてそれにともなって学校探しをします。Y13では一般的な大学入試プログラムに挑みます。

News about A-Levels & IB (2004・2・13)

新聞で見かけた気になるニュースを書き出して見ました。

「イギリスのトップスクールはAレベルをボイコット?」

先週の新聞によると、オックスフォード、ケンブリッジ、ロンドンのその他有名大学では入学審査のときに、A−Levelの結果ではなく、独自のテストを作ってそれをもとに生徒を決める動きがあるようです。

イギリスの8つの有名大学の法学部では今度の11月から、A−Levelでの審査をやめて独自のテストを作るということです。なぜならA−Levelの結果からでは同じ成績の人の中からより優秀な人を判断しにくいため、時にはUnfairな結果をまねくこともあるため、より成績の差をはっきりさせるためにテストを作ることを決定したようです。この動きは法学部だけでなく、医学部、歯学部にもこのテストを導入されるようです。

もう一つの理由として、A−levelsの結果が最終的に出る前に大学にアプライするわけで、その時点で正しい成績が出されていない可能性もあるため、この時に実際の成績より低い評価がついた場合はまったくフェアでなくなるということです。

このスキームに参加している大学は、Birmingham, Bristol, Cambridge, Durham, East Anglia, Notthingham, Oxford, University College Londonの8つの大学です。

IBの評価は高い?

イギリスの大学の50%がIB(インターナショナルバカロレア)がA−Levelより良いと評価しています。

IBO(IB機構)によるとサーベーの結果、イギリスの71ある大学のうち57%が良いと答え、40%がIBをとった生徒がAレベルをとった生徒と同等のレベルがあると答えています。IBが不利と答えたのはわずか3%でした。数学の基礎学力を強く問われる大学のHumamity,ScienceなどのAdmissionTutorはどちらかと言えばIBびいきで、これからは他の大学もIBの方に傾いていく可能性もあるため、これからのSixthFormerはA−Levelをやりながらも、IBに良く似たカリキュラムを取り入れてどちらも勉強することになるだろう。